うつ病「接し方」※禁句※5人のうつ病患者が本音で語りました!


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一番言ってはいけないのは「気持ちの問題でしょ?」

うつは今では身近に多く存在する病気です。

ネットやテレビで紹介される事もあり、昔よりは世間に受け入れられるようになってきたと思います。

ですが、実際自分の親しい人がうつになったら?

もしくは自分がうつになったら?

一体何をすればよいのか、どうしたら良いのかわからない事が多いと思います。

ここでは、私の体験を交えてうつとの付き合い方をご紹介したいと思います。

*私のうつの経緯

私がうつになったのは、24歳の時でした。

きっかけは、当時ははっきりとはわからなかったのですが、今思い返すと、恋愛での裏切り・仕事での失敗・職場でのちょっとしたいざこざなど、本当に小さな事の積み重ねが心に大きな負担をかけていたようです。

症状は少なく、「やる気が出ない」「体が動かない(頭が働かない)」「自分が不必要だと落ち込む」というだけでした。

やる気が出ないのは仕事だけではなく、普段の生活習慣でも同様でした。お風呂に入る、化粧をするという行動すら面倒になっていたのです。シャワーを浴びずに会社へ行く事もありました。

そして何か考えても全然頭が働かず、思考が止まってしまうのです。

そのため、人との会話も途切れがちになりました。

また、少しでも頭が空いていると「自分がいなくても世界は回るし、周りの人も困らない」という事ばかり考えるようになりました。

それでも、体重が減ったり不眠になったりする事は無かったので、ただ単に疲れがたまっていると思っていたのです。

それがある日、いつの間にか自殺する方法をネットで探し、家族がいない日を見定め、自殺する準備をしていたのです。

決行すると決めた日、たまたま外出する予定だった妹が急きょ帰ってきたため、自殺を思いとどまりました。

そしてその時、「自分はおかしいのではないか」と初めて気付いたのです。

その後は会社を3カ月休職し、病院でもらった薬を飲む事で、再び仕事に復帰できるまでに回復しました。

薬は心を落ち着かせるためだけのものでしたので、何よりも仕事を休めた事が大事な薬になりました。

思うに、うつの人は背負っているものが多すぎるのだと思います。

自分がこの仕事を休んだら、自分が家事をサボったら・・・そういった責任感が、うつをまた重くさせるのです。

一度勇気を出して全てを休めば、意外と自分の背負っているものは簡単に下ろせる事に気付きます。

そして、休んでいる間に世の中の美しいもの、楽しいもの、自分の笑顔、そういったものに触れられるようになります。

それこそが、うつに効く一番の薬なのではと思っています。

*周りの人の接し方

それでは、うつの人がゆっくり休めるために、周りはどのような事に気をつけたらよいのでしょうか。

まず、休む事を否定する事は絶対にいけません。

うつの人にとっては、「休む」と自分から言い出す事自体、そして休む事自体がすごく勇気のいる事なのです。

だから会社の人が「休まないで残業を減らしたらどうか?」や、「週に3日だけ出勤はどうだ?」と提案するのは絶対にやってはいけません。むしろ、3カ月の間一切連絡を取らないぐらいの気持ちで休職させてあげてください。

「少しだけだから」と仕事の引き継ぎについて連絡したりすると、うつの人の責任感をまた増やしてしまうだけです。

もちろん家族や友達も、会社に戻る事を前提で話をしたりしてはいけません。

ちなみに、遊びなどに誘うのはそんなに遠慮する事は無いと思います。

ですが一つ気をつけてほしいのが、うつの人には気分に合わせて行動させてあげるという事です。

せっかく誘ったけど、もしかしたら気分が乗らずに誘いを断るかもしれません。

そんな時に「暇なんだから付き合えよ」という態度では接しないでください。

また、うつの人に対する禁句もあります。

一番言ってはいけないのは「気持ちの問題でしょ?」「気の持ちようだよ」と言った、

まるでうつの人本人の気持ち一つで治るような言い方です。

実際に私は、当時付き合っていた彼氏に「気の持ちようだよ」と言われました。

言った本人は悪気は無いのでしょうが、私はまるで「ただ気が弱いだけでしょ」と言われているようでした。

うつはれっきとした病気です。気分一つで変わるものではないのです。

また、「いつまで休むの?」や、「休職しててお金大丈夫?」と言った、復帰する事を促すようなセリフも禁句です。何度も言っていますが、うつの人にとって大事なのは、その時背負っている全ての責任から離れる事です。少しでもうつになる前の状態に戻る事を連想させてはいけません。

*うつになってしまった人へ

最後に、実際にうつになってしまった人へ伝えたい事があります。

まず、うつは完治しなければいけないというプレッシャーは持たないでください。

うつは繰り返す事もあります。

でも、それは病気なのだから当たり前の事なのです。

あなたがうつを治すのは、今その瞬間を楽しく生きるためなのです。

一生懸命薬を飲んで、不眠や食欲不振を治さなきゃ、なんて頑張らなくて良いのです。

ゆっくり休んで少しでも気分が晴れれば、それで充分だと自分を褒めてあげてください。

そして、もしあなたが休んでも、世の中はあなたが心配しているような状態にはなりません。

だから勇気を持って休職してください。

そして、足りなければ更に休職の延長を申し出てください。

うつの一番の薬は、辛い場所から、責任から離れる事です。

家を出ても良いかもしれません。

会社の仕事を忘れるぐらい、自由な生活を過ごしてみてください。

そうすれば、すっかり気分は晴れてくると思います。

それで会社が何か言ってくるようであれば、その会社が悪いのです。

そんな所にいたら、またあなたがうつになってしまうだけです。

さっさと見切りをつけて、

新しいお仕事を探しましょう。

私は今でも完治はしていないと思います。

その後、また自殺したいと思うような精神状態になった事が一度ありました。

でも今度は、病院へは行きませんでした。

一度経験しているから、どうすれば自分の精神状態が良くなるか、わかっていたからです。

美味しいものを食べて、好きな所へドライブへ行って、辛い事を全て文章に吐き出して、彼氏に八つ当たりして、ワガママ言って・・・

だってうつは病気なのだから、それぐらい自分を甘やかしても良いのです。

だから、死を選ぶ前に、一度勇気を持って何もかも捨ててみてください。

人生が変わります。人生が幸せだと思える時は、きっといつかやってきます。

(ぴくみん・29才)

傷ついた言葉「あんまり頑張りすぎるとまた倒れるぞ」

私は4年ほど前からうつ病を患い、その間精神科を受診し、薬を飲み続けて治療をしています。

症状としては、朝起きれない・過眠・全身の倦怠感・頭痛・やる気が起きない等です。

医療機関を複数受診しましたが、いずれも私は症状が軽い方だと言われ、お医者さんによっては「適応障害」に近いと診断されました。

ここ4年間、私はうつ病と闘っていますが、その間4回ほど会社を休職しました。

今現在は4回目の休職中です。

現在の会社は5年前に転職した会社であり、転職後に職場で仕事の進め方や人間関係でストレスを感じ、それでも我慢して通っていましたが、ある日まったく朝起きれず、会社にいくことはおろか、家のベッドから出ることもできないような状態となりました。

自分としては、仕事でストレスを感じるのは当たり前のことで、我慢して働き続けることが良いことだと考えていましたが、どうやら体(頭)が拒否反応を示したみたいです。

現在4回目の休職中で、今に至るまでに3回休職と復職を果たしており、何度も病気をぶり返している典型的なパターンだと思います。

幸い会社の人達いからは、毎回「今はゆっくり休んで」とか「待ってるから焦らなくていいよ」とは言われていますが、さすがに4回目ともなると、そろそろ会社を解雇になるのではないかと考え、将来については不安で仕方がありません。


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これまで復職した際には、会社の人達からは温かい言葉をかけてもらってまして、これまでなんとかやってこれてますが、それでも3度目の復職後に元気になり、忙しく残業していた際、「あんまり頑張りすぎるとまた倒れるぞ、もっと効率よく仕事しろ」と言われたときには少し傷つきました。

禁句とまではいきませんが、その時はもっと言い方があるのではないかと思いました。

また、経験者の私が考えるうつ病の人との良い接し方については、病気についてあまり立ち入った部分に触れずに接してもらえれば特に問題ないかと思います。

病気の症状を細かく聞かれたり、休んでいる間何をしていたか等詳しく聞かれるのは嫌ですが、会社という場では普通にユーモアを交えて会話してもらって良いと思います。

あまり話しかけちゃいけないとか思われて、腫れものに触るように接してくる人もいますが、そこまでの気遣いは不要です。

(みどりパパ・31才)

嫌だった言葉「病気に甘えている」

私は11年半前に、精神科クリニックを受診しました。

診断は、軽度うつ病でした。

クリニック受診のきっかけは、病院実習がうまくいかず、病院に入ると、涙が止まらず、このままでは、実習を続けることが不可能の状態になったからです。

結局は、一か月の休養後、学校を退学し、病院実習は終了になりましたが・・・。

症状としては、気分の波が激しいことや、体が怠いなどの身体症状もありました。

吐き気が続くことや、目まいなどの、原因不明な症状も続いたりしました。

仕事はしていましたが、休みの日は何もする気になれず、友人とも遊びに行ったりすることができませんでした。

上記しましたが、気分の波が激しく、仕事で、そのことが大きな問題になりました。

辛くて泣きそうな顔をしている時は、「帰りなさい」と厳しく言われました。

病気のことは、一切理解してもらえない、そんな空気がありました。

言われて嫌だった言葉は、

「うつ気分になることは誰でもあるよ。ただの気分の問題だよ」

「病気に甘えている」

です。

うつ病が回復したきっかけは、何でも話せる知人たちに出会えたことや、カウンセリングで、認知行動療法をおこなったことだと思います。

知人たちとの話し合いで、自分だけが苦しんでいるのではないことが、明確にわかりました。

また、自分だけがおかしいと思っていた(例えば、幼い頃から人づきあいが苦手)ことが、自分だけではなく、同じような悩みを抱えている人がいることがわかりました。

それらに、言いようのない安心感を覚えました。

認知行動療法では、白と黒でしか物事を見ず、石橋を叩いても渡れなかった考えを、灰色を見て、石橋を叩かず渡ることを実践するようになりました。

この認知行動療法のお陰で、薬の服薬もやめることができました。

うつ病の人が言われたくない言葉は沢山あるでしょう。

しかし、それらで自分を守っていたら、回復はできないと、私は自分の経験から、言い切れます。

会社で厳しくされ、うつ病に理解がないと思っていたけど、実は、人一倍、病気を理解してくれていたのだと、今は思います、だからこそ、厳しい言葉も投げかけ、私を大切に接してくれていたのです。

今は、そのことに感謝です。

今、うつ病に苦しんでいる人にメッセージを送るとしたら、「一緒に、頑張ろうよ。前に進もうよ」と前向きな言葉です。

それらの言葉は、うつ病の人に言ってはいけない言葉だと言われていますが、私はあえて、その言葉を、元気よく言いたいです。

うつ病の人とどう接していいか悩んでる人には、本当に普通に接してほしいです。

腫れ物に触るようには、決してしてほしくないです。

もし、病気の人が攻撃してくるようであれば、その人から距離を置いてください。その人のことを考えるより、自分自身を大切してください。

甘やかしたり、腫れ物に触るように接しているのでは、うつ病と言う病気は、治りません。

(みちこ・37才)

禁句「お前、病気になってええな」

学生時代と30歳過ぎと2回、うつ病を発症しました。

いずれもレポートや仕事で、長時間作業を行っていても、結果が報われず、睡眠時間がほぼ無いに等しい状態でした。

本当に何をしたらいいのか、わからず他人の助言も耳に入らない状態でした。

睡眠時間が仕事やレポートに追われて削られていたのにもかかわらず、眠気はあっても眠れず、手の震えと恐怖心でいっぱいでした。

私の経験からですが、正しい接し方は恐怖心が根幹にあるので見守る事が重要だと思います。

特に学生時代の時に、母は何も言わず優しく声をかけてくれたし、環境変えることも必要だとアドバイスをくれました。

逆に社会人時代に発症した時、当時の上司から「お前、病気になってええな。こっちはえらい思いをしとるんじゃ。」と暴言を吐かれました。こういうのは絶対言ってはいけません。

禁句です。

当事者からすれば好きで病気になったわけじゃないし、怒りもありましたが、そういう言葉を投げつけられ、悲しくなりましたし、今でも書いていて手が震えるくらいです。

うつ病というのは治ったと思っていても、ふとした切っ掛けで再発することもあります。

現に私もそうですので、人前に出たり、仕事をしていても、常に不安と恐怖を抱えながら生活をしています。

いい加減でろくな人間ほど、うつ病とは無縁にあります。その対極にある性格(私も含め)の方が病気になりやすいのです。

本人はなんとかしようと努力をしています。

しかし、その努力が残念ながら悪い方向に行ってしまっているのです。怠けているわけではありませんし、だらしなくなっているのではありませんので、その事を念頭に置いて接して下さい。

また、本人が望んでいた環境だったにしても、「ダメだったら、逃げてもいいんだよ。」と言ってあげてもいいと私は思います。

環境が変わることで、少しでも良くなることがあります。

そして、良くなることを待っていて下さい。

うつ病は急に治りません。

気長に待って見守る事が長期間にわたって必要になります。

檄を飛ばし突き放す事は悪影響です。

そして、主治医の先生やカウンセラー、精神保健福祉士さんらと情報を密にして、治療のお力添えになっていただく事が、改善への近道になると思います。

(めいさん・35才)

一番回復の原動力となったのがおバカタレント

うつ病の人への接し方は何があっても寛大な気持ちで受け止めてあげることです。

うつ病であるということで、経済面、生活面また、人間関係で不安なことは健常者に比べて多くあります。

ひどいときには人と会うことすら恐怖になります。

そんなときに、笑顔で優しく導いてくれる人、ポジティブな人には大変心が落ち着くし、生きる希望が湧いてきます。

また、お笑い番組やバラエティ番組を一緒に見ようよと誘ったり楽しいことを日々していこうという前向きな接し方が重要になってきます。

自身の体験談から申しますと、私がうつ病になった一番の原因は兄の自殺でした。

幼い頃から仲の良かった兄の自殺だったので、その後も仕事は続かずタイミングが悪いことに1人暮らしを始めてうつ病になってしまいました。

仕事もできない、生活もまともにできない状態か続き仕事ができていたときの幸せを考えるようになりました。

時には涙が止まらなくなったり、楽しくなったり、情緒不安定なじきが約半年続きました。

けれども一番回復の原動力となったのが今社会人として働いてる人、テレビに出ているおバカタレントでした。
私ももっと気楽に生きていいんだ。

もっと社会人になってバリバリ働きたいと強く思えることが出来ました。毎日自分と向き合う時間が増える中、少しずつ心も身体も落ち着いてきて、人生において、大切なことを学びました。

それは、空のように高い高い喜びや幸せを知る事と反対に深い深い海のような悲しみや苦しみを知る事です。

これはうつ病になったからこそ気づけた事です。

今、うつ病で苦しんでいる人絶対にあなたたちは優しくて真面目で愛情に溢れているはずです。

うつ病へそんな人しかならないものです。

うつ病と仲良くなりましょう。

そしてずっとずっと自分のことを大切にしましょう。

わたしは1人でも多くのうつ病になられた人にお会いして、話を聞き、バカ話をしたいです。

人生は難しく考える必要なんてないんです。自分の選んだ道、考えた事それが最大の答えなんだと私は思っています。

(まい吉・25才)


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