障碍者就労支援「A型就労支援」で社会復帰を目指す方法


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私の場合は、突然本格的な仕事をする前に、「仕事をするための体づくり」をするために、様々な就労へ向けた訓練を受けました。

今もまだその最中ではありますが、以前、当時の主治医から「フルタイムではなくパートとして働くことから始めてみよう」と言われたものの、まだ行政のうつ病患者へのサービス(障害年金、年金手帳など)もわからなかった頃なので、医師の忠告を無視してフルタイムで働き、揺り戻しを経験したこともあり、最近の就職へ向けた活動は慎重に行うようにしています。

まずは私は訓練の前は、現在通院している病院の「作業療法」に通っていました。本来であれば、通常の通勤のように週に4~5回、朝から夕方など一定の時間通うことが望ましいのですが、作業療法(ほかの病院ではデイケアとも言われています)はあくまでも治療であり、交通費も自費で、ある程度の利用料も負担しなくてはいけないため、私は毎日は難しかったです。

しかし、作業療法に通っていたおかげで、精神障害者に向けた自立支援を受けることができるようになりました。私が最初に利用した支援は、病院からの紹介でしたので、病院の作業療法士やソーシャルワーカー、県の保健師などチームで支援していただき、紹介された就労支援施設で何かあった際にはいつでも相談に乗ってくださり、少しずつ、仕事への復帰に向けて体を慣らしていくことができました。

そしてそこで体力をつけた私は、今度は自ら、障碍者就労支援の中でも、「A型」という、最低賃金ではありますが、時給をもらって働くことのできる施設を探し、通うことにしました。しかし、そこではまず「A型」になるまえに「就労以降支援」という、一日1000円の工賃をもらいながら「A型」もしくは「一般就労」に向けた訓練をしていくことから始めてもらいたいとのことで、まずはそこからスタートしました。しかし、なかなか「A型」にはなれず、最終的にそこから実習で行った先でパートとして雇用してもらうことになり、私は「一般就労」という形になりました。


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そこは、純粋に障害者支援を行っているのではなく、一般の企業が事業の一つとして行っている「就労以降支援」のため、「A型」になる、ということは正式にその会社に雇用してもらうことになるので、「A型就労支援」を受けるまでのハードルがとても高かったです。しかし、そのおかげで一般就労に行き着くことができたので、これはこれで一つの流れだったのかな、と私は思うようにしています。

ただ、やはり「一般就労」は、思った以上に大変です。障害者として雇用されても、雇用されてお金をもらって仕事をしている限り、ほぼ普通の社会人と変わりません。病院に通院するにも、休むのではなく、早退や遅刻で少しでも働くように努力することが大事だったり、自分の許容オーバーなくらいの仕事をしなければいけないこともあり、一般就労して初めて、周りには障害であることが見えない精神障害、中でもうつ病への理解はまだまだ広がっていないことを痛感しました。

今は、私はその会社を辞めました。やはり思った以上に負担になっていたようで、ずっとだるい日が続いていました。辛いこともたくさんありました。しかし、そういった場合は無理をせず、どうしても体に負担がかかるようであれば、辞める勇気、周りにたくさん、たくさん相談して客観的に自分をきちんと見てもらって、自分の状況を把握することがとても大事だと思います。「せっかく就労できたのに」そういった気持ちは今もあります。正直、悔しいです。しかしまた次へ進むためにも「無理をしない」ということは念頭に置いて就職に臨むことが、着実に前に進むために大切なことだと思います。

(裕子です・36才・岩手県)


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