脳出血で救急搬送された後、精神科を受診


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私の35年来の友人の話です。2年半前、Cさんはご主人を亡くし葬儀の13日後に今度は自分が脳出血で救急搬送されたました。一命は取留めたものの右半身に麻痺が残りリハビリ病院に転院しました。ご夫妻には子供がなくお互い一人っ子でご主人の両親は他界されており、Cさんのご両親は歩くだけでも大変なご高齢です。それで比較的近くに住んでいた私に声がかかったのでした。

リハビリ病院は厳しく9時から4時位まで日課表がありリハビリ運動、読み書き、日常動作、マッサージと一日も休まずにリハビリを行います。食事制限があり間食も水分も制限され2か月後には、Cさんはしゃべらなくなり泣き続けていました。夜騒ぐ事もあり車椅子に座り顔を伏せて自分の部屋にこもりきりになりリハビリをサボる様になりました。ある時は玄関まで車椅子で出て行ったりもしました。家に帰りたいと泣きじゃくり無気力で話かけても返事もしてくれません。それで近くの精神科に受診する事になり私が付き沿う事になりました。


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脳出血があったので脳のCTを撮り家族構成、生まれてから今までの事、職歴、結婚歴、ありとあらゆる事を聴取されました。ドクターの質問は威圧的で厳しいものでした。ただ誠実で嘘がない様に思われました。ドクターが言うには夫を亡くし、自分も半身麻痺。環境の変化についていけない事と家への強い執着があり現状からみて一人で自宅で暮らす事は出来ないのだから家への執着を無くすしかありませんね。時間が経過すれば落ち着くと思います。夜眠れる薬と、気持ちを穏やかにする漢方の薬を処方され2週間に1回通院をしました。その後、症状はあまり改善されないので どうしたら家への執着は無くなるのですか?と尋ねたら 言葉は不適正ですが家を焼いてしまえばいいのですと言われました。少し過激なご意見に戸惑いながらも執着心は怖いと思いました。処方箋はとても弱い薬なのでいずれ快方に向かうと思いますとの言葉とおり、リハビリの量を控えめにして再開し、入院当初計画したメニューを終了しリハビリ病院を退院しました。今は、介護施設に入所して右半身は麻痺してますが心はすっかり元気になりました。自宅は売却する予定です。もう精神科に通わなくてもよいと先生に言われたのにCさんは気分転換にと1か月に1度精神科に行っています。

(bontenO・57才・千葉県)


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