障害者手帳があれば障害に配慮した就職先をハローワーク等で探せます


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私は10年以上高齢者介護の仕事をしてきました。様々な資格を取得し、介護事業大手の経営する老人ホームの主任を任されるなど順調にキャリアを積み重ねていきました。しかし主任になると部下と上司の板挟みや仕事量の増加などによって心身に負担が生じ、ある日出勤できなくなりました。気分の落ち込み、不安と恐怖に心は支配され、人との関わりや外出は一切拒否して毎日動く気力もなく、ベッドにほぼ寝たきりの状態になりました。そして次第に「自分は生きていても役に立たない」と自殺を計画し、自分でも気づかないうちに首にひもを巻いて自殺を図ろうとしていました。頭がぼやけて何も考えられず、無意識に死ぬ行動をとっていたのです。

自殺は勇気もなくて思いとどまりましたが自殺願望が抜けず「このままでは本当に死ぬ」と受診を決意しました。精神科受診には抵抗がありましたが病気なので治療をしなければと思いここで勇気を出して口コミで評判の良かったクリニックに通いました。診断はうつ病。薬物治療により1か月ほどで気分の落ち込みが徐々に治まり、3ヶ月ほどで自殺願望はほぼなくなり冷静にこれからの人生を考えるようになったことで医師と相談した結果、精神障害者保健福祉手帳の取得を決意しました。


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障害者手帳は精神障害の場合、初診から半年を過ぎた人が取得することが可能で各公共施設や携帯電話利用料割引等の支援を受けることが出来ます。また手帳があることによって障害に配慮した就職先をハローワーク等で探すことも出来るため社会復帰をするうえでは必要なものだと思います。私は障害者3級という結果でした。自分に障害があると認定されることは正直辛いものでしたが、せっかく治療を受けてうつ病を治すための努力をしているのですから積極的に活用しようと思いました。私はまず外出して生活リズムを整えるため手帳取得者に支給されるバスや地下鉄の無料券を受け取り、映画館など割引が受けられる施設を利用する事にしました。うつ病になる前に仕事ばかりで気分転換もきちんとしてなかった自分にとっては博物館、科学館、国立公園など多くのものに触れて感じることで自分の人生を見直す良いきっかけになりました。今後は就職活動にも使用し、焦らず自分のペースで社会復帰していきたいと思います。

(NBS41・35才・宮城県)


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