障害者手帳の交付までは1、2ヶ月かかった


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私がうつ病で通院を始めたのは約10年前になります。うつ病の原因となったのは、当時付き合っていて結婚も考えていた彼氏と別れたことと、仕事で役職についたのですがなかなかうまくいかなくなっていて悩んでいたことのふたつです。それまではまさか自分がうつ病になるとは思わなかったのでショックでした。しばらくは仕事を続けていたものの、体も心もついていけなくなって退職しました。それからは実家でお世話になっていますが、親もだんだん年をとってくるし、いつまでも頼るわけにはいかないなというプレッシャーもあったり。早く仕事を見つけなきゃと思い、短い時間から働けるアルバイトやパートの仕事を探しました。見つかりいざ仕事を始めてみても、体力や精神面でつらくなってしまい、短い期間で辞めてしまうことが何度もありました。働きたいという気持ちとは裏腹に、自分の体や心がついてこなくて焦る日々が続いていました。

うつ病になってから7年ほど過ぎた頃、私は人間関係についていけずにまたアルバイトを辞めるところまできていました。そんな時、久しぶりに街で知り合いと再会しました。病気になる前の私しか知らない相手は私の表情などに驚いたらしく、心配させてしまいました。うつ病のことやこれまでのことを話すと、その知り合いの身内にもうつ病になっている方がいるらしく、話を熱心に聞いてくれました。そして、そこで私は初めて、うつ病でも障害者手帳がもらえることを知ったのです。それまでは、障害者手帳というと、体が不自由な方がもらうものとばかり思っていたので、心の病でも手帳交付されることがあるということを想像すらしませんでした。


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早速私は手帳を交付していただくために保健所へ行き、説明を聞きました。必要な書類を市役所などで揃え、通院している病院の先生に事情を話して診断書を書いていただきました。普段聞き慣れない書類もありましたが、市役所の方に聞いたりして割とスムーズに揃えることができて良かったです。全てを揃えて保健所に改めて申請し、交付を待ちました。交付までは1、2ヶ月かかったと思います。待つ時間は長かったですが、無事に手帳はいただけました。

手帳があると、級にもよりますが税金の免除があったり、公共施設の利用料が無料になったりと、様々な援助が受けられます。私は3級なので、精神障害手帳の級としては一番軽いものですがないよりは断然あった方がいいです。手帳により、ハローワークでも障害者向けの求人を紹介してもらえたりするので、仕事が探しやすくなりました。普通の枠の中で仕事を探してもいろいろ条件が厳しいこともありますが、障害者向けだと働く時間や仕事内容もそれなりに考慮されているのでいいと思います。これからも病気と付き合いながらにはなりますが、自分なりにやれることをやっていこうと思っています。

(きょうか・38才・宮城県)


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