自治体によっては、病院や薬局に支払う代金がゼロ!自立支援医療制度


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過去に自立支援医療とリワーク支援を受けていました。発達障害を由来とするうつ状態、社会復帰が目的でした。私の場合、発達障害によるコミュニケーション問題により、うつ状態を発症していました。それがはっきりと現れたのは社会人1年目です。よりにもよって接客業を選んでしまった私は、お客様とのコミュニケーションが大きな壁となり会社にも行けなくなりました。その後は毎日部屋に閉じこもり、気力もなにもない日々。精神科を受診していましたが、先の見えない日々と無駄に増える薬代や医療費に絶望感を抱いていました。

そんなとき、先生から進められたのが自立支援の申請とリワーク支援への参加でした。自立支援を受けることで、登録した病院の診察費と薬代が1割負担となります。また、同じ病院内のリワーク使用料も1割負担で利用できるということでした。最初、自立支援を申請したりリワークを利用することは、自分が社会不適合者だということを認めること、と思って拒否していました。今では、精神障害を抱えているからといって、社会不適合者ではないと理解できますが、当時の私にはそれをすぐに理解できるほどの余裕はなかったんです。

しかし医療費の面だけでも楽になりたいと思い、勇気を出して申請をお願いしました。自立支援医療制度の内容は自治体によって少しずつ異なります。私の住む自治体は医療費が1割になるどころか、すべて自治体の負担になるということでした。つまり、私が病院や薬局に支払う代金はゼロということです。(ただし、当時利用していた漢方など一部除外もありました)このことは、精神的にだいぶ楽になりました。


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リワークに関しては、さまざまな人がそれぞれ目的を持ってやってきます。職場に復帰できるようなプログラムを受ける人、まずは基本的な生活習慣を身につける人、人との関わりを勉強する人、本当にさまざまです。私が通所していたところでは、午前中は各々の課題の時間、午後は全体共通のプログラムの時間という流れが基本でした。私の場合は、最初は家の外の出ることが目的だったので施設では何をするわけでもなく、本を読んだり手芸をしたりすることが多かったと思います。共通プログラムは先生を招いて講義を受けたり、イベントがあればその準備をしたり、外へ出かけたり、いろいろです。強制参加ではないので、人と接することが苦手ない人は別室で休憩していたりすることもありました。

施設での生活に慣れてきてからは、人とのコミュニケーションも重きを置き、心理士の先生や同じ障害を抱えている利用者と課題を話し合ったりすることが増えました。悩んでいることに、すぐ相談にのってもらえることは本当にありがたいことでしたね。仕事が決まり卒業する利用者を見るたび、羨ましい気持ちと私もがんばろうという気持ちと、刺激を受けることもありました。

約2年ほど通所しましたが、無事仕事もみつかり少しずつ社会復帰もできました。今では自立支援医療制度やリワークを利用してよかったと思っています。

(K・女・群馬県)


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