過呼吸の発作を起こして倒れた


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20代の頃、研究者を目指していた私。大学院の研究室に籍を置きながら、非常勤講師を何件か(最大3件)掛け持ちして生計を立てるという方法を取っていました。今から考えると、かなり不安定で、結構ハードな日々ではあったけれど、独身の時は比較的時間に融通がきいたこともあり、ほとんど気になりませんでした。しかし、結婚したとたん事態は一変。もともとあまり要領がよくなかったこともあり、家事や親せきづきあいに手間取るようになり、仕事がうまく進まない→いらいらして落ち込む→家事が滞る→ダンナと喧嘩→いらいらして落ち込む→仕事がうまく進まない・・・という悪循環に陥るようになりました。


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そんなある日の朝、あろうことか担当授業の日に寝過ごすというミスをやってしまいました。あわてて学校に電話し、その日は休講にしてもらったのですが、これを機に自分に自信がなくなり、部屋から出るのがおっくうになりました。それでも、学会発表の準備があったので、研究室に行ったのですが、パソコンに向かっても一向に文章が書けなくなり、お手洗いに立ちあがったとたん、過呼吸の発作を起こして倒れました。その後、あわてて駆けつけた担当教官の助言により、心療内科を受診。重度のうつ病であると診断され、仕事を休むなり減らすなりしないと改善しないといわれました。

それが7年ほど前のことなのですが、結局、今は大学院の籍を抜き、非常勤講師の仕事は1件に減らして、後は所属している学会誌の編集を手伝っています。編集作業は家でも出来るし、もともと事務作業はあまり苦にならない方なのでストレスにもならず、今のところ症状は落ち着いています。講師の仕事も最初は全て辞めようかとも思ったのですが、うつ状態のひどいときでも「外界」と接していたいという気持ちは残っていたし、これを辞めてしまうと本当に引きこもってしまうような気がするので、「ゆるく続ける」ことをモットーに仕事を続けています。

(けいけい・36才・滋賀県)


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