家庭内でも暴言を吐く症状


Sponsored Link

小学校教師を二十数年続けてきました。いつからか子供たちとうまくいかないことが増えてきました。そしてある年、どうしても自分のやり方ではクラスがうまく動かなくなってしまいました。

その頃から仕事が嫌になり、家に帰って夜になっても眠るのが嫌になりました。寝てしまうとすぐに朝が来て、また仕事へ行かなければならないと思うようになってしまっていました。なので夜は無理をしてでも好きな本を夜遅くまで読んで過ごしていました。そして寝不足で仕事場へ。そんな状態でまともに仕事ができるわけもなく、次々起こる様々な問題にただただ対処するだけの毎日が続きました。

精神的に追い詰められていたせいか少しのことで家庭内でも暴言を吐くようになり、とうとう妻に暴力をふるうことが起こってしまいました。落ち着いて考えられるようになったときに「やはり今の自分はおかしい」と自分で思うようになり、妻に「医者へ連れて行ってほしい」と頼みました。

妻が見つけてきてくれたできるだけ近所にあって、すぐ見てくれそうな神経内科へ行きました。しかしそこも患者が多く、数時間待ちという状況でした。待合室でうつむいて待っている間に「自分はいったいどうなってしまうのだろう」と考えていたことだけを覚えています。

医師は優しく今の状況についてあれこれ聞いてくれました。そのうえで「今までつらかったんですね、しんどかったんですね」と言われた時は思わず涙が流れました。


Sponsored Link

結局「うつ」と診断され、休職することとなりました。

以降休職・復職を繰り返しながら、結局「子供の前にたてる自信は戻らない」とわかり、「自主退職」することとなりました。収入は同業者の妻に任せて、「専業主夫」として家事全般をすべて請け負って過ごしています。

休職中もずっと「これからの不安」や「収入のない自分へのふがいなさ」に悩み苦しみ、自殺もしかけました。しかし、少しでも自分が掃除をしたり、晩御飯を作ったり、娘の弁当を作ったりしていることで「人の役に立っている」という事を神経内科の医師が言い続けてくれたおかげで、少しずつ「今の生活でもいいのではないか」と思えるようになってきています。

つらいときは「最低限のことだけして、あとはぼうっとしている」という事に決めています。そうやっていても「辛くて、あれこれ嫌な事を言ったり変な行動をする」よりも
みんなが幸せに暮らせているほうがいいという事に少しずつ気が付きかけているようです。「お金はいるけれどもたくさんはいらないし、ぜいたくもしない。それよりも明るく暮らしたい」と考え、割り切って今の生活に没頭しています。

最後に、どうしても自分の心が波立って仕方のないときには「書く」という事をしています。文章にすることで少し客観的に自分の心を見ることができ、自分が何に苦しんでいるのかという事に気づくことができることがあります。

(うつうつ・53才・兵庫県)


Sponsored Link