朝起きると体がほとんど動かない状態


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20代前半の時にうつ病を発症しました。原因は、新人社員として入社した私と教育係の先輩との性格が合わなかったことです。原因は学歴コンプレックスだったようで、高卒だった先輩が大学を卒業して入社した私に対してキツい言葉を投げかけてくるというものでした。「お前大学出てるんだろ?頭いいんだからコレくらい出来るだろう?」と言われ、仕事を教えてもらえない状態のまま仕事を押し付けられ、失敗すると皆の前で叱責されるというようなことが続きました。そして同期入社した別の新人を例に出し、私をバカにするのです。もちろん社会に出るとは我慢することだ。同期社員の子も頑張っているのだから褒められて当然だ。いつかは認めてもらえる…と信じて頑張ってきました。そしていつからか寝つくのに数時間かかるようになったり、食欲がなくなってきました。


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そんな日が続いていたある日、朝起きると体がほとんど動かない状態になりました。本当に全身に力が入らないのです。ベッドから起き上がるのに10分程度かかり、休みたいと思いましたが、新人の私が「休みを下さい」などと言えるわけもなく、鉛のように重い体を無理矢理動かし泣きながら会社に向かいました。そしてその日の帰りに、予約なしでかかれる心療内科を受診しました。結果はうつ病ということで、投薬による治療が開始しました。「抗うつ剤が聞くまでは1か月以上かかるから、途中で止めないようにね。」と注意も受けました。

抗うつ剤(パキシル)を頂いて2週間弱、職場でのお昼休みのことです。急に頭がすっきりするというか、「爽やかな喪失感」といえばいいのかわかりませんが、「仕方ないんだよ、気にしてもしょうがないんだから」と軽い気持ちになることが出来たのです。それからは薬が効かなくなると量を増やしてもらい、種類も増やしてもらう・・・というような事が続きました。半年ほど治療を続けましたが、会社の人間関係が良好になることもなく、結局は退社しました。退社すると症状がかなり好転したので、実家の近くに帰ることを医師に告げ、紹介状を書いてもらいました。

地元に帰ってかかった心療内科の先生の腕がいいのか、薬の量は少しづつ減りついには投薬が終了しました。薬を飲んでいたのは1年程ですが、とても長かった気がします。

(くま・30才・栃木県)


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